アキレス腱炎
アキレス腱炎とは
アキレス腱炎は、アキレス腱周囲の組織に負荷がかかり小さな損傷が生じることで痛みが出ます。
アキレス腱周囲には、滑液包やパラテノンと呼ばれる組織があり主に地面を蹴り出す場面でそれらの組織に負荷がかかることで発症します。
アキレス腱炎のリハビリ
前述したようにアキレス腱は主に地面を蹴り出す場面で負担がかかります。
つまり蹴り出しの場面でのアキレス腱への負担軽減を減らすことが大切になります。
負担軽減させるためのポイントは大きく2つあります。
1.足部・足関節の固定機能低下
地面を蹴り出す瞬間は、足関節が過剰に背屈しないように適切に足首を固定できなければなりません。
また足部も過剰に内側の縦アーチが潰れないように支える機能が必要です。
主に鍛えなければならないのが、下腿三頭筋と後脛骨筋・長腓骨筋、足部内在筋です。
これらの筋力低下が足部・足関節の固定機能低下を招き、アキレス腱への負担が増加します。
2.股関節の可動域・筋力低下
地面を蹴り出す場面では股関節の伸展(脚が後方へ伸びる動き)の動きが大切になってきます。
この股関節伸展の動きが少なくなると、下腿三頭筋を過剰に使うことになりアキレス腱への負担が増加します。
股関節伸展の可動域をしっかり出すためには、股関節前面の筋肉をストレッチすることに加えて、腸腰筋という筋肉の強化が大切になります。
Physio Room APTRでは、アキレス腱炎でお悩みの方へアキレス腱周囲の組織間マッサージに合わせてアキレス腱への負担軽減に必要なトレーニングプログラムを提供させていただきます。
アキレス腱の痛みでお悩みの方はぜひお気軽にご連絡ください。