五十肩
五十肩とは
五十肩は一般的な総称であり、特定の状態を表す疾患名ではありません。
五十肩の中でも凍結肩と呼ばれる疾患は、治癒に1年ほど要する場合が多くトレーニングや徒手治療の成果が出にくいのが現状です。
以下の2点が当てはまる場合は高い確率で凍結肩ですので医療機関の受診をお勧めいたします。
- 動かさなくても痛みがあり、就寝時に強い痛みがある(もしくは以前あった)。
- 腕を床と水平くらいまでしか挙げられない。
以上の2点に当てはまらない場合は、施術とトレーニングで対応可能な五十肩の症状であると思われますので以下に解説します。
五十肩を治すための方法
五十肩を治すためのポイントは2つあります。
- 肩の関節を安定させる筋肉(腱板)のトレーニング
- 肩のはまりを悪化させる筋肉の抑制
1.肩の関節を安定させる筋肉(腱板)のトレーニング
肩は上腕骨頭という球状の骨と肩甲骨の関節窩にはまり込む形で構成されています。
この上腕骨頭と関節窩が適切な位置関係で動くように働いているのが腱板という筋肉です。
腱板は4つの筋肉があり、それぞれ役割が違いますが協調して働くことにより常に肩関節を安定した位置に保ってくれています。
2.肩のはまりを悪化させる筋肉の抑制
先ほど説明した鍵盤とは反対に過剰に働くことで、上腕骨頭の位置をずらし肩のはまりを悪化させる筋肉があります。
これらの筋肉に関しては適切な筋肉の緊張状態に戻してあげる必要があります。
そうすることで上腕骨頭の位置が適切な箇所に収まるようになり、痛みなく肩関節を動かすことができるようになります。
Physio Room APTRでは、徒手による関節位置の適正化とピラティスを用いたパーソナルトレーニングで肩関節への負担を軽減させていきます。肩のトラブルでお悩みの方お待ちしておりますので、お気軽にご予約ください!